中川運河助成ARToC10採択事業
かつて堀川と中川運河を結び、多くの舟の往来を助けていた松重閘門。現在は埋め⽴てられているこの松重閘門の閘室内に舞台をたち上げ、映像とサウンドパフォーマンスによる舞台公演を開催しました。公演のキーワードは「航跡を描く」。ここに生まれ、ここから出でてゆく子どもたちが、いつか多くの仲間を連れて再びここに戻ってきてくれるように…祈りを込めて描く公演は、中川運河に灯りを乗せて浮かぶ170艘の「艀(はしけ)」のインスタレーションを借景としています。港に舳先を向けて並ぶ「艀」の大群は、舞台上のパフォーマンスとひと繋がりになって、中川運河と松重閘門が再び⽔によって連続したかのように感じさせました。
・公演日時: 2016年11月19日(土)、20日(日)
18:00-18:30
・場所: 松重閘門(名古屋市指定有形文化財)/中川運河水面(松重閘門〜西日置橋)
・URL(ARTOC10アーカイブ:http://www.nup.or.jp/nui/human/nakaga…
*この公演は中川運河助成ARToC10の採択事業として行われました。
*中川運河助成ARToC10は、「中川運河再生計画」(平成24年10月 名古屋市・名古屋港管理組合 策定)の趣旨に賛同されたリンナイ株式会社からの寄附を活用しています。