大正琴の誕生から110年を記念して、誕生から現在までを辿る映像を制作いたしました。
大正元年（1912）に、名古屋市出身の森田吾郎により発明された大正琴は、
令和4年（2022）に誕生110年を迎えました。
＜誕生110周年記念ムービー＞
大正琴は、一般の人が家庭で音楽を楽しむことが当たり前ではなかった時代に、
誰でも何処でも簡単に演奏が出来る楽器として発明されました。
時代の変化とともに多種多様な仕様が生まれ、演奏法や楽しみ方も変化し、
今日では若者から年配の方まで幅広い方々に親しまれています。
そんな大正琴の変遷を辿りながら、その魅力と可能性に迫ります。
後半部分では、若手演奏家 増田心馬氏による大正琴のオリジナル楽曲の演奏もあります。
ぜひご覧ください。
The Taishōgoto was invented in 1912 in Japan during the Taishō era (1912-1926) when most Japanese people
could hardly make music at home.
It was a new instrument, portable and easy to play that enabled people to enjoy music anywhere anytime.
Since then, the development of the Taishōgoto has been considerable. Not only has the instrument itself been improved,
but also new playing techniques have been invented and more repertoire has been added.
The possibilities of the Taishōgoto have been significantly expanded.
Today, people of all generations enjoy the Taishōgoto.
In this video, you will see the history of the Taishōgoto and its great features.In the second half of the video,
a young Taishōgoto player, Sinba Masuda, performs his original piece.
Discover the modern world of the Taishōgoto!
＜大正琴110年の歩み＞
・大正琴の誕生
・大正琴の最盛期
・太平洋戦争期
・終戦から復興へ
・大正琴の新しい波
・インタビュー 大正琴の魅力
・《共鏡》演奏：増田心馬
＜制作・協力＞
企画・監修 金子敦子（民族音楽研究家）
映像制作 丸山達也（そばに映像舎）
ナレーター 成瀬晋（NTC事務局 名古屋市）
ナレーション収録 藤田繁（スタジオ企画 名古屋市）
制作協力 公益社団法人 大正琴協会（琴修会、琴城流、琴伝流）
映像提供 梅田英春（静岡文化芸術大学教授）
写真提供 赤堀加鶴繪（日本舞踊赤堀流家元）
英文協力 江頭摩耶
演奏 増田心馬（琴伝流）
インタビュー 増田心馬（琴伝流）、橋本莉（琴修会）