
ご縁あって、社会福祉法人 福井市社会福祉協議会さんの取り組みにご協力しています。ご家庭や企業から思い出のつまった絵本・児童書を寄付していただき、子育て世帯のご家族に絵本を届ける、というものです。
「子どもや孫に読んでいた本が、ずっと家に置いたままになっている。そろそろ整理したいと思っても、捨てる気持ちにはならないし、かといって、タダ同然で古本屋に引き取られるのもなんだか寂しい。大切にしてくれる人に渡せたらいいのに…」
あわい読書室ではお客様からたまに、こういったお声を聞くことがあります。実際に何冊か、お譲りいただいた児童書や詩集を本棚に入れています。
私たちの勝手な解釈も入り混じるのですが、この取り組みは、「思い出のつまった本を」というところが何より重要なのだと思います。新品を贈るものとは違い(そういった企画も素敵なのですが)、大切にしてきた本を託していただく。同じタイトルの本は、通販でひょいっと買えるかもしれないけれども、誰かの大切な思いというものは、買い替えられないもの。そういったものを受け継ぎながら、新しい想い出が作られていくことが願われているように思います。
この企画は「処分がわり」ではなく、受け取られる方が長く楽しみ、また別の方へとつながっていくことも想定されていますので、汚れやキズのないもの、という指定があります。「これ大丈夫かしら…?」というご相談もあるかと思いますので、まずはお気軽にお持ちいただけますと幸いです。
また、これはあわい読書室からのお願いなのですが、お持ちいただく際に、本にまつわる想い出を、差し支えなければお聞かせいただけたらとても嬉しいです。


📃以下チラシから引用です
【絵本の日特別企画 つながるブック 絵本・児童書大募集】
お子さんの成長とともに、もう読まなくなった絵本や児童書はありませんか?今年も、子育て世代のご家庭に絵本を届ける「ブックサイクル」を開催します!(11月3日(火・祝日)開催予定)
ご家庭や企業から思い出の詰まった絵本・児童書を広く募集します!あなたのお気に入りの1冊が読み継がれる喜びをみんなでつなぎませんか。
※幼児や小学校低学年向けで、汚れやキズのない絵本・児童書を募集!
あわい読書室での受付は9月20日までとなります。
どうそよろしくお願いいたします。
店主一同