ホームムービーの日 今年の一本上映会 in 福井

世界17カ国100都市以上で開催されている家庭に眠るフィルムの祭典「ホームムービーの日」1
「今年の1本上映会」は国内各会場で話題になった1本を持ち寄る上映会。
コロナ禍以降7年ぶりに開催します。全国各地の魅力あふれるホームムービーを味わいに、是非ご来場ください。

会場:あわい読書室(福井県福井市江守の里2丁目1920)
日時:2026年6月27日14時〜18時
人数:出入り自由(最大20名)
料金:無料

タイムテーブル

14:00 - 16:30 <ホームムービーの日「今年の1本」上映会>
「ホームムービーの日」の各会場の世話人が持ち寄ったフィルムを上映します。
※10会場分程度を予定しています。

16:30 - 17:30  <各地の活動紹介>
各会場の世話人等の活動紹介。

17:30 - 18:00 <交流会>

主催:ホームムービーの日 世話人有志一同、小さな記録研究所
助成:福井県文化振興事業団 令和8年度ふくいアートプロジェクト助成金
協力:HMD JAPAN, CENTER FOR HOME MOVIES

上映フィルム

上映リストは随時更新しています。

「光源寺幼稚園の1日(昭和34年)」 8mm シングル/モノクロ/サイレント/11分10秒
昭和34年に平野にある「光源寺幼稚園」の1日を松村長二郎さんが撮影した作品です。
現在も幼稚園は続いています。園児の笑顔が、とても素敵です。
世話人 NPO法人アートポリス大阪協議会 木村 家康(HMD平野)

「東北新幹線 大宮~盛岡(昭和57年6月23日)」8mm シングル/モノクロ/サイレント/2分20秒
 東北新幹線・大宮~盛岡の開業の日の記録。上野駅でのマスコミのインタビューや沿線の停車駅のお祝いムードも撮影。
世話人 八戸工業大学感性デザイン学部 戴 周杰(HMD八戸)

「秋の北陸路(昭和59年)」 8mm シングル/カラー/サイレント/27分01秒(元映像)
1984年11月(昭和59年)の観光バスによる団体ツアーの様子をBBK制作/有志会が記録した作品です。金沢の兼六園から長町武家屋敷跡を経て1泊、国道8号線を走り福井県内へ入る様子や、「嫁脅し」の看板のある道を通り東尋坊へ向かう様子が収められています。遊覧船に乗り永平寺を参拝し、福井駅より帰路につきます。長尺の為、当日は福井近辺を中心とした再編集版が上映されます。
世話人 ホームムービーの日 in 京橋実行委員会 宮澤 愛(HMD京橋)

『葉山の記憶の記録(2025)』より「バイヤー家との交流の記録(昭和38~45年)」 8mm/カラー/サイレント/11分12秒
長柄の根岸稔さんと、米海軍横須賀基地に勤めていたRobert H.Beyerさんご家族の記録。バイヤー家の皆さんは1963年から7年間葉山に住んでいました。交流は帰国から56年目の現在も続いています。
世話人 シネマチェルキオ葉山 髙木 雛(HMD葉山)

「第2回 京都マンガ大会(産業会館 8F シルクホール/昭和53年10月15日)」 12分30秒
1978年10月15日(昭和53年)に、司田武己氏による著書「手塚バカ一代」で取り上げられた石川栄基氏が、手塚治虫氏を迎えて開催した「第2回 京都マンガ大会」の記録です。「遊星仮面」の楠高治氏をはじめ、業界の編集者たちの集まる控室、壇上であいさつする手塚氏の映像に、当時の参加者の回想を交えた映像となっています。
世話人 ホームムービーの日中野区 中田 雅喜(HMD中野)

「珍しい深田の田植え(昭和11年富山)」3分22秒
「あわらの田植え(昭和37年/富山)」35分(上映は2-3分程度)
「珍しい深田の田植え」は富山県旧白深村で戦前に撮影されたあわら田(深田)の田植え風景の9.5ミリフィルムをデジタル化したもの。撮影者の宮本馨太郎は民具の民族学者の草分けであるとともに、今は失われた人々の暮らしの貴重な映像を多数残している。谷根千会場では2008年から宮本記念財団のご協力をいただき、9.5ミリフィルムから焼き直した16ミリフィルムを度々上映してきた。上映するDVDはオリジナルの9.5ミリからデジタル化したもの。戦後息子の宮本瑞夫の撮影した「あわらの田植え」も合わせて一部上映する。
世話人 根津映画倶楽部 島 啓一(HMD谷根千)

「若狭湾めぐり(昭和50年代推定/若狭湾)」5分
東京都小金井市在住の撮影者が、若狭湾から京都を母とめぐる旅を記録。30分のリールのうち、若狭湾から東尋坊へと船で移動する際の、撮影者目線の風景を楽しめる。
世話人 むさし府中アルキヴィオ 馬渕 愛

「越前大野(昭和61年/福井)」4分
東京在住の作者(松田有史〔タカシ〕さん)が、叔母とともに訪れた朝市など、NHK「新日本紀行」さながらの旅情を楽しめるサウンド付き作品。
世話人 むさし府中アルキヴィオ 馬渕 愛

「私の神戸(昭和50年代前半/神戸)」13分
東京都府中市在住のアマチュア映画作家、岡本圭弘さんが、生まれ故郷であり大学時代までを過ごした神戸の街を、小学校の同級生でもあった奥さんと共に訪れる。戦禍によって当時の街並みが失われたことへの郷愁を感じさせつつも、観光地として洗練された街並みをとらえた、愛情あふれる作品。阪神・淡路大震災前の神戸の貴重な姿が残っている。
世話人 神戸映画資料館

「山寺帰りはスベリ台?(昭和33年頃/山形)」ネオパンフィルム/モノクロ/サイレント/6分24秒
山形県の山寺へ一家で旅行した記録。山寺には滑り台が設置されていて、子供のための滑り台ではなく、大人も当たり前に利用していていました。和装のおばさまも滑る様子も。
世話人 NPO法人20世紀アーカイブ仙台 坂本 英紀

「福井駅前で天皇陛下(昭和37年/福井)」  3分
「大雪(昭和38年1月)/福井」 2分
「福井駅前で天皇陛下」は、北陸トンネルの完成を祝って開かれた「れいめい福井博」へ天皇陛下が行幸された際の記録映像です。撮影者は当時タクシー運転手をしており、報道陣に紛れて撮影したそうです。「大雪」は、記録的な豪雪となった三八豪雪の様子を撮影者の自宅周辺で撮影したもので、家屋の2階よりも高く積もった雪を市民がスコップでかき分ける様子が記録されています。
世話人 小さな記録研究所 丸山 達也

子育ての記録(昭和50年/福井)15分
越前市(旧武生市)での子育ての記録。三姉妹の次女の、2歳の誕生日から3歳の誕生日までを収めています。「みどりの広場」だった頃の芝政や、たけふ菊人形、七五三など。遊び心のある演出が愛らしいです。
世話人 小さな記録研究所 丸山 達也



本上映会で上映するフィルムの世話人一覧

神戸映画資料館 兵庫県神戸市
2007年設立の神戸映画資料館は、国内最大規模の民間フィルムアーカイブとして独自の上映やイベントを行う文化拠点である。同館を事務局とする「神戸映像アーカイブ実行委員会」が年1回主催する『神戸発掘映画祭』において、「ホームムービーの日in神戸」が開催されている。
URL: https://kobe-eiga.net/

シネマチェルキオ葉山 神奈川県葉山町(はやままち)
2022年より活動開始。8ミリフィルムやDVDに変換されたデータを募集して上映活動を行っています。2025年には葉山町が町政100周年を迎え、記念事業としてこれまで集まった映像を編集し、音楽、ナレーション、インタビュー、現在の同じ場所の映像などを加えて記録映画として町民に公開しました。

小さな記録研究所 福井県福井市
2025年、福井県で活動開始。8ミリフィルムに限らず、磁気テープなど個人が残した「小さな記録」の蒐集・保存に取り組んでいます。拠点「あわい読書室」では、持ち込んだ記録を再生できる機器を常設。本棚に地域の記録が並ぶライブラリーのような場を目指し、語りを伴う上映会や再編集映像の展示も行っています。
URL: http://sou-ba.jp/kenkyujo/

特定非営利活動法人アートポリス大阪協議会 大阪市平野区
HMD平野は、2007年から開催して今年で20回目大阪市平野区にある平野図書館で開催しています。2014年からは、平野図書館と共催で映像鑑賞会とDVDにして館内視聴・貸出をしています。大阪市立中央図書館にも保存しています。
平野の町を50年以上撮影した松村長二郎さんの映像は、平野の町の貴重な映像遺産です。
URL: http://artpolis-osaka.jp/

特定非営利活動法人20世紀アーカイブ仙台 宮城県仙台市
仙台会場は、今年で19回目を迎えます。第1回開催時より会場は、仙台市歴史民俗資料館を会場に開催してきております。
URL: http://www.20thcas.or.jp

根津映画倶楽部 谷根千(東京)
東京上野近くの谷中・根津・千駄木では、2004年から毎年開催されています。コロナ前は、主に大正建築の根津教会での上映会形式でしたが、現在は根津映画倶楽部が、小さなギャラリーを兼ねた古本屋タナカホンヤで、参加者とおしゃべりしながらフィルムのチェック、修復、映写機による映写を楽しむ形で開催しています。
URL: http://nezueigakurabu.blog42.fc2.com/

ホームムービーの日 in 中野 東京都中野区
中野区会場では、いままで4回ほど上映会を行ってきました。近ごろは誰かの押し入れに眠っている8ミリフィルムを探すことに専念してます。私は漫画家ですので、やはり漫画関係者からの提供が多いですね。
これからも宝探しに邁進します。

ホームムービーの日 in 八戸 青森県八戸市
「8ミリフィルムを八戸へ」を合言葉に、2026年に始動した映像文化プロジェクトです。八戸工業大学感性デザイン学部・戴周杰ゼミ(映像デザイン研究室)が中心となり、大学教育と地域活動を結びながら運営しています。2023年に市内最後の映画館が閉館した八戸で、映画や映像を通じた新たな交流の場を創出し、地域に根ざした映像文化の継承と発展を目指しています。

ホームムービーの日 in 京橋 東京都中央区京橋
2015年に(当時の)フィルムセンターでのイベントをきっかけにスタートし活動は10年を超えました。現在は町会単位の小さな集まりですが、再開発で人口が少なくなっていく中、京橋地域の皆様と共にホームムービーに残された地域の歴史を残していきたいと思っております。
URL: http://hmdkyoubashi.web.fc2.com

むさし府中アルキヴィオ 東京都府中市
2019年活動開始。府中市郷土の森博物館での定期上映会を共催するほか、府中市美術館併設カフェの夏祭りなど地域イベントに参加。高齢者施設での回想法を取り入れた上映会、映像の仕組みを学ぶワークショップ、ろう者団体との交流など幅広く活動している。目標はフィルム現物を保存活用する仕組みを作ること。
URL: https://hmd.acf-tokyo.com/

まなざしのアーカイブ
昨年7月に一般社団法人まなざしのアーカイブを立ち上げました。これまで18年にわたり活動してきた地域映画を全国に普及させることを目的とします。いずれはホームムービーのアーカイブとしての場もつくっていきたいと思っていますので、また色々相談に乗っていただけたらともいます。まだ仮のHPですが、ムービー2分見れますのでぜひご覧ください。
URL:https://www.manazashi.or.jp

北海道東川町
北海道東川町は、人口8600人の小さな町です。その半分以上が移住者と言われ、今も人口が増え続けています。東川町は写真の町として40年を迎えるにあたり、地域映画の取り組みがスタートし、3年かけて地域のフィルムの掘り起こしを行っています。これまでにホームムービー数十本が見つかっています。東川町には、かつて役場に勤めながら写真を撮り続けていた飛弾野数右衛門さんという方がいらっしゃいました。日常を撮った写真は町の貴重な資料として保存されているほか、16mmフィルムも多く記録していました。昭和9年から昭和30年頃にかけての町の様子が克明に残されていることがわかり、先日その上映会を行いました。ご子息の方もいらっしゃり、会は大変盛り上がりました。今後、飛騨野さんの記録も併せて地域映画をどのように組み立てていくのか考えていきます。映画の完成は来年の春頃を目指しています。

お問い合わせ

イベントに関するお問い合わせは以下からお願いします。

    1. 「ホームムービーの日」。毎年10月の第3土曜日は、地域や家庭に眠る映画フィルムを内容を問わず持ち寄って上映する国際的な記念日として、世界各地で祝われています。詳しくは映画保存協会のページをご覧ください。 ↩︎